武相荘 (旧白州邸)
戦後、吉田茂の知遇を得て日本国憲法の成立に
深くかかわり、GHQに「従順ならざる唯一の日本人」と
言わしめた男 白州次郎。
彼が晩年、愛妻正子と暮らした家「武相荘」にキャノンデールで行ってみた。
場所は町田市能ヶ谷町、武蔵と相模の境に位置するので
無愛想をかけて次郎がつけたらしい。
当時このあたり(鶴川村)ではごく普通の農家。これを買って、手を加え晩年
まで住んだ。 土間はリビングに直され驚くべきことになんと床暖房!
次郎と正子が暮らした様子を再現している母屋
長屋門の外には休憩できる囲炉裏と縁台がおいてあり、彼が晩年乗っていたポルシェとのスナップが展示されていた。
自宅から自転車で30分、武相荘入口にて
「葬式無用、 戒名不用」
これが亡くなるまで自分の「プリンシプル」(原則)を貫いた彼の遺言だった。